発掘調査が終了したようです。
ずいぶんと長い間行っていた橿原本社のすぐ近くの発掘調査がようやく終了したようです。
暑い日も寒い日も、毎日たくさんの人が作業して少しずつ大きくなっていった穴が、埋めるとなると重機であっという間になくなってしまいました。
何の気なく見ていた景色でしたが、「なにかすごいものが出てきたらどうしよう」とか、「この穴はどこまで大きくなっていくんだろう」などと、心のどこかで期待していたところもあり、終わってしまうと一抹の寂しさを感じてしまいます。
どうやら昔の住居跡や田畑の跡らしきものが出てきたようで、発掘の最終段階では手作業で本当に少しずつ掘り進めていました。
残念ながらそれほど歴史的価値の高いものではなかったのか、保存はせずに資料にまとめて埋め戻しという運びになったのだろうと想像していますが、さすがは奈良県、掘れば何か出てくるという常識は更に強固に裏付けられました。
この後、商業関連の施設ができるような話を聞いていますので、先々、当社周辺の人通りが増えることも考え、安全管理や整理整頓などもチェックしていく必要がありそうです。
とは言え、現時点では詳しい予定はまだ決まっていないようですので、次はいつ頃から、どんなものを作り始めるのかを楽しみにしながら眺めていくことにしようと思います。