製造事例
複数のワークをセンタリング!?4方向からのクランプトレイ(CCMT)
印刷および実装時の位置精度を改善させるクランプ(バネ式)トレイ。ポケットに内蔵されたバネによってワークを精度よく位置決め・固定することができます。
今回のサンプル事例は複数のワークを同時にセンタリングするクランプトレイです。従来のクランプトレイではワークを片側からクランプする構造上、外形公差が小さいものと大きいもので中心位置にズレが発生していました。特にワークの外形公差が大きいものは影響が顕著にでるため、4方向からのクランプで中心位置のズレを少なくすることを目的に開発したものになります。
ワークの外形公差が大きくチップ実装時の位置ズレにお困りではないでしょうか。他の使い方として、ワークをセンタリング後にクランプを解除すれば、ワーク側面への障害物を無くすことも可能です。サンプルをベースとしたカスタム設計も対応できますので、営業担当者にお気軽にお問合せください。
製品仕様
- 治具サイズ:100×100mm 厚み2.6mm
- ポケット深さ:1.8mm
- 対応ワークサイズ:□10mm 厚み0.5mm以上
- クランプ力:100gf/個(目安)
- 材質:ステンレス(SUS304)+アルミ合金(A5052)
- 加工方法:エッチング、切削(アルミ合金)、ネジ止め等
- 可動方法:押しボタンを押す治具またはシリンダー等 用途)実装、検査、蒸着、スパッタなど
ワーク例)セラミック基板、シリコン、ガラス、各種PKG <CCMTの紹介ページはこちらから>
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