製造事例
エッチング加工によるエンコーダ用スリット板
概要
金属エッチング加工で作製した光学式ロータリーエンコーダ用のスリット板です。ロータリーエンコーダは一般的にモーターと組み合わせて用いられ、モーターの回転数や角度、回転方向などの制御を行う為の部品です。
スリット板を使用するのは光学式のものの中でも透過型というオーソドックスなタイプで、印刷機や産業用ロボット、工作機器などに広く使われています。
バリや加工歪みを伴わずに対象の金属に精度良くスリット加工が可能なエッチングはロータリーエンコーダ用スリット板の作成に最適です。
ステンレスへのエッチング加工だけでなく、反射防止の表面処理を施すことも可能です。
一般的な設計ルールはこちらをご参照ください。
使用用途
光学式ロータリーエンコーダ
製品仕様
- 材料:SUS304
- 加工方法:エッチング+表面処理(低温黒色クロム処理)
- 外形サイズ:φ30mm
- 板厚:0.15mm