班を超えた
チームワークが
発揮される職場
製造(係長)久保田 竜矢
奈良県外の高専を卒業後、地元での就職を志し東洋精密工業へ入社。持ち前のリーダーシップで現在は製造課の2班をまとめあげる。

ー仕事のやりがいや意識していることを聞かせてください。
現在は製造課の後継者作りや若手社員の育成に力を入れています。若手の社員には挨拶や報連相の徹底など、仕事面以外での基礎を教えていくこともあるので、時には心を鬼にして根気強く話をすることもあります。成長のスピードは人それぞれ異なるとは思いますが、若手の行動が変わったと実感できた時は、管理する立場としてやりがいを感じます。
また、来期の個人目標を立てる面談を実施しており、その時は製造課全体として掲げている目標に対して、各自がどう行動してほしいかを伝え、やるべきことを明確にしてあげることに重きを置いています。その面談の中では工程内の細かな問題や、人間関係などについてもなるべくケアをしてあげられるように意識をしています。


ー部下の方との関わりの中で印象に残ったエピソードはありますか?
先程も少し触れましたが、若手の成長を実感した時のことはとても印象に残っています。
報告の要点をまとめるのが苦手で、要件を伝えるのに5分~10分もかかっていた若手の社員が、報告を1分程度にまとめられるようになった時はとても印象的でしたね。「しつこいと思われているんやろうなぁ」とは思っていたんですが、その若手の社員にはかなり根気強く何度も指導をしたので、良い方向に成長してくれたので良かったと思います。
ーこの会社で自慢できるところはどこですか?
“Rich Life & Rich Mind through the company” という経営理念があるのですが、その理念に基づき業績が良いとしっかり社員に還元をしてくれるので、やりがいはとてもある会社だと感じます。
また、社員の雰囲気がとてもよくて、フレンドリーな人がとても多いです。働いていて居心地の良さを感じます。当社は各事業部内に多くの班に分かれているのですが、各部門内でのチームワークの良さはとても感じます。というのは、自分たちの部門内で「頑張ろう」とか「成績をあげよう」という意識が根付いているので、班を超えての助け合いが自然と起きるのです。例えば、ある班に欠員があったりすると、自然と他の班から応援が来たりするので、部門全体がチームワークで動く雰囲気になっていると思います。
ー今後の目標や
目指すキャリアはありますか?
製造部門の部門長を目指しています。
部門長はとても責任が重い立場ですが、自分の性格上、リーダーシップを発揮するところは長所だと考えていますし、今までの経験や長所を活かしてチャレンジしたいと考えています。もちろん給与アップや、これまでと違ったやりがいが増えることもあると思いますので、そういった部分もモチベーションの一つです。


私のキャリアステップ
-
【入社~5年目:フォトブラスト事業部に配属】
クリーンルーム内での露光や現像といった前処理工程を担当しました。
※現在フォトブラスト事業部は他部署に吸収 -
【5年目~金属エッチング事業部へ配属】
金属エッチング事業部の製造課に異動し、8年目からエッチング班の班長になりました。
-
【現在~今後:製造課全体を束ねるリーダーへ】
12年目に製造係の係長になり、現在は製造課の製造工程や人員の管理、工程の課題解決などを行っています。今後は部門全体を統括する部門長を目指しています。
1日のスケジュール例
-
08:30 前日進捗の確認・事務作業
前日までの製造工程の進捗を確認したり、各書類のチェックを行います。
各班単位での朝礼を行います。その日の業務内容や連絡事項を共有します。 -
09:00 現場の確認
製造現場へ足を運び、工程の遅れやトラブルはないかをチェックし、工程員とのコミュニケーションを取りながら顔色や体調も確認します。
-
10:00 小休憩
-
10:10 事務作業
メールのチェックや返信を行ったり、事務的な作業を行います。
-
11:30 昼礼
昼礼では生産管理や各班長にも参加してもらい、進捗のすり合わせや受注情報の共有を行います。
-
12:00 昼食
社内食堂で昼食を取ります。
-
12:45 社内会議
工程改善や課題解決に向けた社内会議を行います。
-
14:00 事務作業
課題解決のための取り組みや資料の作成などを行います。
-
16:00 現場の確認
午前中と同様、工程の遅れや異常がないかの確認を行います。各班長と終了時間のすり合わせを行います。
-
17:00 タスクの整理・翌日準備
残ったタスクの整理や事務作業を行い、翌日の製造工程を確認を行います。
-
19:00 終業
他の社員インタビューを見る
未来創造の主役になろう。