成長できる環境が
整っている
品質管理福田 智也
大学で理学を専攻し、物理学の研究を行う。製造課を経て品質管理課への異動を経験。新入社員時代に会社の業績に大きく関わるプロジェクトに参画した。

ー東洋精密工業への入社のきっかけや
決め手はなんですか?
学生時代に業界研究をする中で、金属加工の中でも薬品を使ってパターンを作るという、ニッチな事業を行っている東洋精密工業に興味を持ちました。
当社は創業から50年以上経つのですが、その長い歴史と、特殊な事業を行っているということで、堅実な会社だと思い、選考に進みました。また、地元の奈良での就職を考えていたことも、一つの理由です。
情報通信機器や産業機器を始め、医療関係にも関わっているので、事業の安定性も魅力だと考えていました。


ーこの仕事をしていて心に残っているエピソードはありますか?
製造の仕事をしていた時の話になりますが、当時試作品だった製品の量産運営を立ち上げるプロジェクトに関わる機会があり、その中でボトルネックであったパターンを作るためのフォトリソ工程の改善を任されました。当時は色々と試行錯誤をしたのですが、その工程改善の努力が功を奏して、なんとか量産化を実現しました。そのプロジェクトの成果で回路基板事業部の売上に貢献することができたので、とても嬉しかったです。
(→プロジェクトストーリーで詳しく解説)
ーこの会社の自慢ややりがいはどんなところですか?
会社全体がとても風通しの良い環境だと感じています。例えば、有給休暇はとても取りやすいですし、条件次第では借り上げ社宅もあったりと、働きやすい環境が整っていると思います。当社のような製造業ですと、受注状況によっては忙しい時期もあったりするのですが、そういった時も人員の割り振りなどで、なるべくワークライフバランスを取りやすくしていただいています。
ゴルフやテニスなどのスポーツを通して社員同士の交流も盛んです。
ー今後の目標や
目指すキャリアはありますか?
品質管理を行う中で、検査基準に満たない製品が出た場合は、どの工程で発生したのか?何故発生したのか?という原因の調査と対策が必要になります。これらを的確に判断するためには、製造工程の全体の知識を持っておく必要がありますので、より多くの知識を得ていきたいと思っています。将来的には管理職を目指していきたいです。


私のキャリアステップ
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【入社~1年目:製造課でフォトリソ工程を担当】
1年目は製造課に配属され、フォトリソ工程を担当しておりました。その後一時的にフォトリソ工程を離れ、量産化の立ち上げ案件に携わった後に品質管理課へ配属となりました。
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【2年目~:品質管理課で経験を積む】
製造も品質管理もそうですが、はじめは先輩社員のそばについてとにかく教わったことのメモを取りました。わからないことはその場ですぐに質問をしたり、復唱をしたりして、仕事を覚えていきました。同じことは2度聞かないように心がけていました。顕微鏡を見ながらカッターを使うこともあるので手先の器用さが求められるため、日々練習してスキルアップに励みました。
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【3年目~現在:自分の業務範囲を広げる】
不具合品の対応や出荷など、検査以外の業務もこなすようになり、後輩の指導も行う立場になってきました。3年目の後半からは業務の引き継ぎなども行いつつ、自分の業務範囲を広げています。
1日のスケジュール例
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08:30 始業・掃除
前日終業後の未読メールを確認・返信し、その日のタスクの確認スケジュールを見直します。基本的に問い合わせの対応は打ち合わせなどの合間で随時対応しています。
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09:00 朝礼
連絡事項の共有、スケジュールの確認など。
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09:30 検査開始
製造課から上がってきた製品を測定器や目視で検査します。
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10:00 小休憩
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10:10 検査の続き
製造課へのフィードバックや、不良が発見された際の原因調査や対策なども行います。
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12:00 昼食
社内食堂で昼食を取ります。
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12:45 検査の続き
午前中の続きを行います。
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15:00 小休憩
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15:10 業務再開
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17:15 終業
翌日の準備や確認をして帰宅。
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